単独トップ 3年目の吉本ひかる、初Vへ自然体 フジサンケイレディス

【女子ゴルフ「フジサンケイレディスクラシック」第2日目】 笑顔の吉本ひかる =静岡県伊東市の川奈ホテルゴルフコース富士コース (撮影・戸加里真司)
【女子ゴルフ「フジサンケイレディスクラシック」第2日目】 笑顔の吉本ひかる =静岡県伊東市の川奈ホテルゴルフコース富士コース (撮影・戸加里真司)

正午ごろから雨が降り出し、午後4時過ぎには雷雲の接近で競技が一時中断した。悪天候をものともせず、ボギーなしの5バーディーで回った吉本ひかるが5位から首位に浮上した。今季は2日目にスコアを伸ばすことが多く、前週の2位などトップ10入りを4度果たしている。「『スイッチが入る』じゃないが、2日目の方が集中しているのかな」。152センチと小柄な20歳は照れ笑いを浮かべた。

「黄金世代」の1998年度生まれ。世代を牽引(けんいん)する勝みなみは、「狙ったところに確実に球を置き、バーディーを確実に取っていく」と一目置く。この日は3つあるパー5のロングホールすべてでバーディー。4番(477ヤード)では「練習ラウンドでバンカーに入れたから」とドライバーを握らず、5番ウッドで手堅く攻め、3メートルのパットを決めた。

中学3年だった2013年大会は主催者推薦選考会をトップ通過。14歳2カ月の歴代最年少で本戦に出場し、105位で予選落ちした。「すごく打った記憶しかない」。飛躍のプロ3年目を迎えた今季は、行く先々の名物を食べる余裕が生まれ、川奈ではキンメダイの刺し身に舌鼓を打った。「優勝はあまり気にしない。最終日もアンダーパーで回りたい」。自然体で、ツアー初優勝へ突き進む。(奥村信哉)

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