ルノー、日産 「対等な統合」で第三国に持ち株会社か ルノー計画 仏紙報道

 【パリ=三井美奈】フランスの経済紙レゼコー(電子版)は26日、仏自動車大手ルノーが日産自動車に要求している経営統合について、両社が対等な関係でアジアの第三国に持ち株会社を設立する計画が浮上していると報じた。

 同紙によると、持ち株会社は東京、パリの双方の証券市場に上場。両社の株主が受け取る持ち株会社の株式比率は、公平になるように定める。日産がルノーとの対等な関係を求めることに配慮して、策定された計画で、ルノーの依頼を受けた金融機関がまとめた。ルノーの筆頭株主であるフランス政府は受入れに前向きだという。

 一方で同紙は、日産側が計画提示の機会を与えず、ルノー側はいらだちを示していると伝えた。ルノーは今月半ば、日産に経営統合を要求したが、日産は経営の独立性を維持したい方針で、自動車連合をめぐる双方の思惑の違いが明らかになっている。

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