参院選 組織どう動く

日本遺族会・水落敏栄会長「組織高齢化、青年部で活動強化」

 遺族会としては青年部を立ち上げ、遺児の子供や孫の世代に入ってもらっています。今年度中に37支部になる予定です。今日の平和と繁栄は先の大戦で尊い命を犠牲にされた方々の礎の上にあることをしっかり語り継いでいかないといけないと思っています。(田村龍彦)

【用語解説】日本遺族会

 昭和22年に戦没者遺族の全国組織「日本遺族厚生連盟」として創設される。戦没者の慰霊や遺族の処遇改善などに取り組み、一貫して自民党を支持してきた。会員数は非公表(平成20年時点で87万世帯)。今夏の参院選では、日本遺族政治連盟として地区別に、北海道・関東が橋本聖子氏、東北が佐藤正久氏、近畿・北陸が有村治子氏、中国・四国が衛藤晟一氏、九州・沖縄が佐藤信秋氏を支援する。

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