愛知万博、格付けに諸説あり 登録博か認定博か(2/5ページ) - 産経ニュース

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愛知万博、格付けに諸説あり 登録博か認定博か

 ところが、万博を所管する経産省によると「認定博」。同省によると、愛知万博の立候補当時、新旧の国際博覧会条約が混在していたことから起こった事態という。

 旧条約では、2つ以上のテーマで開く大規模博の「一般博」と、特定のテーマに絞った小規模の「特別博」があった。1970年の大阪万博は一般博。沖縄海洋博(75年)、つくば科学万博(85年)、大阪花博(90年)は特別博だった。88年に条約が改正され、一般博は登録博に、特別博は認定博に衣替えし、登録博は5年ごとの開催となった。

 ただ、加盟国の批准が遅れ発効は96年7月に。愛知の立候補はその3カ月前だったため、旧条約で行われた。一般博は10年以上の間隔をあけるとの定めがあったが、2000年にドイツ・ハノーバーで一般博が予定されており、05年開催には一般博で立候補ができない。そのため「格下」の特別博での立候補になった。

 新条約の発効後、登録博に認められるよう要望するなどの議論があったが、BIEは1996年12月の総会で特別博の枠組みで行うと決定した。経産省は「当時は混乱していた。経産省として登録博にしてもらうよう要望はしていない」と話す。