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アニメスタジオ「スタジオジブリ」の代表取締役プロデューサー、鈴木敏夫さんが書き記した「言葉」や過去作の資料などからジブリ作品の魅力に迫る展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が20日から、東京都千代田区の神田明神ホールで開催される。
鈴木さんは展覧会を控えた19日の内覧会に、「千と千尋の神隠し」で湯婆婆の声を演じた女優の夏木マリさんとともに出席。鈴木さんは「宮崎駿(監督)は思い切りのいい人で、どんどん物を捨てる。僕はゴミ箱からそれを拾って取っておく。(今回の展覧会も)それが役に立ちました」と語った。
鈴木さんは宮崎監督の「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」、高畑勲監督の「火垂るの墓」などの製作に関わり、多くのジブリ映画のプロデュースを手掛けている。
同展では、鈴木さんが書き記した「バルス!」(『天空の城ラピュタ』)や「生きろ。そなたは美しい。」(『もののけ姫』)などの書画を展示。絵コンテなどジブリ過去作の資料やポスターなども公開する。
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5月12日まで。会期中無休。大人1300円、中高生800円、小学生600円。