将棋名人戦、16年ぶりに千日手 第1局指し直しに

 将棋の佐藤天彦(あまひこ)名人(31)に豊島将之(とよしま・まさゆき)棋聖(28)=王位=が挑戦する第77期名人戦七番勝負の第1局が10日午前9時から東京都文京区のホテル椿山荘東京で指され、午後3時2分、同一局面が4回繰り返される千日手(引き分け)が成立した。11日午前9時から指し直しとなる。日本将棋連盟によると、名人戦七番勝負での千日手は16年ぶりという。

 対局は佐藤名人の先手で開始。午後に入り、佐藤名人が馬を、豊島棋聖が飛車を動かす手順が続き、同じ局面が4回現れ、千日手が成立した。

 同連盟によると、千日手が成立した場合、通常の対局では30分後に指し直す。しかし、2日制の名人戦の規定では、1日目午後3時以降に千日手が成立した場合、先手、後手を入れ替えて2日目の午前9時から指し直す。1日目に千日手となるのは43年ぶりという。