強い重力、摩擦で輝くガス ブラックホールとは

 A 英科学者のミッチェルが1784年、強い重力で光すら出てこない天体がある可能性を初めて論文で発表した。アインシュタインが1916年に完成させた一般相対性理論では「重力でゆがんだ時空では光が曲がる」とされ、これに基づき存在が予言された。60年代後半からブラックホールとみられる天体が見つかり始めた。

 Q 撮影はなぜ重要なのか

 A ブラックホールが本当に存在するのかを確かめるには、理論的な研究だけでなく、直接観測して確認する必要があるためだ。

 Q 研究は何に役立つのか

 A 存在が確認されれば、重力が非常に強い場所では光が曲がるという一般相対性理論の正しさが補強されることになる。巨大ブラックホールが誕生する仕組みが分かれば、銀河の成り立ちの解明につながる。