「すばらしい人選」津田梅子の五千円札起用に文科相

 平成16年以来となる紙幣の刷新で、津田塾大創始者の津田梅子が五千円札の肖像画に選ばれることに対し、柴山昌彦文部科学相は9日の閣議後会見で「日本の女子高等教育の草分け的な存在であり、すばらしい人選」と述べた。

 津田梅子は明治4(1871)年、日本初の女子留学生として渡米し、明治33年に女子英学塾(現津田塾大)を創設。日本の女子教育の発展に尽力したことで知られる。柴山氏は「女子の社会進出やリカレント教育(社会人になってからの学び直し)などが進もうとする中、大変心強い」と強調した。

 また、一万円札の渋沢栄一については「理化学研究所にもゆかりのある人(設立者総代)。埼玉県の出身で、私も埼玉県の人間(衆院埼玉8区選出)なので心強い思い」。千円札の北里柴三郎に対しては「柴の字が同じなので…」などと笑顔を見せた。

 新紙幣の発行は令和6(2024)年度上期ごろになる見通し。