【政治デスクノート】「男女候補同数」へ順法精神のかけらもない政党(3/4ページ) - 産経ニュース

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政治デスクノート

「男女候補同数」へ順法精神のかけらもない政党

これで驚いてはいけない。前回の平成28年参院選での女性候補の割合は自民党16・4%、後に立憲民主、国民民主両党などに分裂した民進党が20・0%、公明党12・5%、共産党35・7%だった。自民党は男女均等法の成立前よりも女性の割合が低下しており、「自主的に取り組むよう努める」姿勢すら、うかがえない。

現在の参院会派別の女性議員の割合は、自民党15・2%、国民民主党25・9%、立憲民主党25・0%、公明党20・0%、日本維新の会26・7%、共産党35・7%となっている。現状よりも参院選の女性候補の割合のほうが高いのは立憲民主、共産両党にとどまっている。

一応、問題意識を持っている政党もある。立憲民主党は今年から女性候補の公募を通年で実施。国民民主党は女性候補への特別な資金援助も行っている。

しかし、実態は追いついていない。そもそも立憲民主党の参院選の女性候補擁立目標は40%、国民民主党は30%であり、「男女均等」さえ掲げていない。5割と設定したのは共産党しかない。

その共産党の機関紙「しんぶん赤旗」によると、同党の志位和夫委員長(64)は3月30日、地方での演説会で道府県議選などの立候補届を受け「各党の候補者が出そろい特徴が出てきました。女性候補者の比率でダントツ1位が共産党です」と語ったという。