【政治デスクノート】「男女候補同数」へ順法精神のかけらもない政党(2/4ページ) - 産経ニュース

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政治デスクノート

「男女候補同数」へ順法精神のかけらもない政党

世界の国会議員が参加する列国議会同盟(本部・ジュネーブ)が3月5日に発表した昨年の各国議会(下院)の女性進出に関する報告書によると、日本の女性衆院議員の割合は10・2%で、193カ国のうち165位だったという。確かに女性の政界進出は男性と比べハードルが高い。改善のためにやるべきことは多くあるだろう。

しかし、今回の記事の趣旨は「なぜ日本で女性は政界に進出しにくいのか」ではない。「政党(国会議員)が法律を守るのか守らないのか」を問うている。女性の政界進出を促したいがために、自ら順守することさえできない法律を政党・国会議員が作ったとしたならば、事態はより深刻だからだ。

各党とも道府県議選は悲惨な結果となったが、夏には男女均等法成立後初めての国政選挙となる参院選が控えている。挽回の好機だ。各党とも今度こそ男女均等を実現するだろう。と思いきや、順法精神のかけらもない政党の悲惨な状況が分かった。

ホームページなどを基に5日時点で参院選の公認候補予定者を10人以上決めた6党の女性の割合を見ると、最も比率が高い立憲民主党でさえ46・4%にとどまった。共産党は38・6%、国民民主党は25・0%、公明党は15・4%で、自民党は13・8%にすぎない。日本維新の会は一人もいない。