詐欺被害防ぐ JA職員に感謝状、大阪府警

鯛取正人署長から感謝状を受け取るJA大阪中河内の嶋谷一成さん=4日、大阪府松原市(藤崎真生撮影)
鯛取正人署長から感謝状を受け取るJA大阪中河内の嶋谷一成さん=4日、大阪府松原市(藤崎真生撮影)

 特殊詐欺の被害を防いだとして、大阪府警松原署は4日、JA大阪中河内三宅支店(同府松原市)の渉外主任、嶋谷一成さん(35)に感謝状を贈呈した。

 同署などによると、嶋谷さんは3月15日午前、営業で松原市内の80代の女性方を訪問。電話をしていた女性の話の内容から相手が百貨店関係者を名乗る人物ではないかと推測し、身ぶり手ぶりで電話を切るよう注意喚起した。

 この人物との話はいったん終わったが、しばらくして警察官を名乗る別の人物から電話が入り、嶋谷さんが女性の代わりに対応。この人物は女性に代わるよう要求したが拒否し、被害を防いだ。

 嶋谷さんは府警の防犯メール「安まちメール」で詐欺の手口を知っていたという。

 松原署の鯛取正人署長から感謝状を受け取った嶋谷さんは「(女性がカードを詐取されるという)深刻な事態にならなくて良かった」と振り返った。同署によると、1月~3月末時点で同署管内では20件の特殊詐欺事件が発生している。

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