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「統一選」は名ばかり 実施わずか27%

<統一地方選>

 前半戦の投開票(7日)が間近に迫った統一地方選で不統一が進んでいる。全自治体の首長・議員選挙のうち、統一選で実施される選挙の割合を示した「統一率」。総務省の最新の集計(3月10日時点)によると、19回目となる今回の統一選の統一率は27.27%。前回までの統一選の実績と比べると過去最低だ。名ばかりの実態を解消するには、辞職や議会の解散といった手段をとったり、法整備をして首長・議員の任期を延長や短縮させたりする必要があり、そのハードルは高い。(有年由貴子、地主明世)

導入時は100%

 「急に4選挙の同時実施が決まりドタバタした。50年前はパソコンのない時代なので開票作業などすべて手作業だったはず。本当によくやっていたなと思う」

 大阪市選挙管理委員会の担当者はしみじみ話す。同市では、市長と大阪府知事の辞職に伴い、知事▽府議▽市長▽市議-の計4選挙が同日程で実施される。4選挙の実施は昭和46年以来48年ぶり。当時の詳細な作業記録は残っておらず、選管関係者はポスター掲示場所や投票用紙の確保など準備に奔走した。

 だが、統一選とは本来こういったもの。導入された昭和22年の統一率は100%だった。