第27代消防総監に安藤俊雄氏 「潜在的な危険に万全の手」

 東京消防庁の第27代消防総監に、安藤俊雄氏(58)が1日付で就任した。安藤氏は就任に先立って千代田区大手町の同庁で記者会見し、「都市構造は変化を続け、潜在的な災害の危険性は高まってきている。万全の手を打っていきたい」と抱負を語った。

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、「建築物の安全性を高めることがこれまでにも増して重要になる」と強調。外国人観光客の増加を見据え、防災救急情報を多言語で提供するスマートフォン用のアプリを導入する考えを示した。

 また、今年1月に八王子市の住宅火災現場で活動中の消防隊員が死亡する事故が発生したことに触れ、「二度と起こらないよう事故を十分に検証し、対策を講じる」と話した。

 文京区出身。早稲田大を卒業後、昭和61年に入庁。浅草署長、企画調整部長などを歴任し、平成29年8月から次長。趣味は「城を見ること」で、高校時代から全国各地の城を見て歩いているという。

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