平成・昭和の名曲を観客2000人と合唱 中野でコンサート

 平成の終わりに昭和、平成の名曲などを一緒に歌う「~平成よ ありがとう~『徳さんと歌おう!うたごえ喫茶コンサート』」が27日、中野サンプラザホール(中野区)で開かれ、司会の徳光和夫さんや歌手の坂本冬美さん、森山愛子さんらが、詰めかけた2千人の観客と一緒に「いつでも夢を」「世界に一つだけの花」などを合唱し、大いに盛り上がった。

 喫茶店などの客が歌謡曲や民謡を合唱する「歌声喫茶」は健康にもよく、シニア世代を中心に見直され人気となっている。コンサートは2部構成で、1部の「うたごえ」では、誰もが口ずさんだ名曲を参加者全員が大きな声で合唱。2部では坂本さんらゲストが昭和・平成の名曲を歌い、観客を魅了した。

 司会の徳光さんは「『うたごえ』でこんなに汗がかけるのは、素晴らしいことだなと改めて思いました」と話していた。

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