幾重の人垣「パレードのよう」 両陛下の京都・奈良ご訪問

幾重の人垣「パレードのよう」 両陛下の京都・奈良ご訪問
幾重の人垣「パレードのよう」 両陛下の京都・奈良ご訪問
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 天皇、皇后両陛下は27日の茶会で京都・奈良での主な行事を終え、28日に帰京される。4月30日の譲位を前に、歴代天皇の陵がある両府県へのご訪問は在位中、最後の機会。地元住民の歓待を受けた両陛下は、一人でも多くの人と触れ合おうと予定時間を超えて応えられる場面が目立った。皇室とゆかりの深い両府県への旅は、在位30年間の足跡とともに、改めて歴代天皇に思いをはせられるものともなった。

 神武天皇陵に譲位を報告するため、26日に訪問された奈良県橿原(かしはら)市。近鉄橿原神宮前駅から神武天皇陵までの道程は、道路両脇に「奉迎」「来県ありがとうございます」といった横断幕を掲げた住民で3重、4重の人垣が途絶えず、「譲位を前にした感謝のパレードさながら」(地元住民女性)の状況となった。両陛下が乗る車は速度を時速約10キロに落とし、両陛下は沿道に手を振り続けられた。宮内庁幹部によると、両陛下は京都から奈良への列車内でも通路をまたいだ右側と左側の座席に分かれ、立ち上がって沿線住民に応じられたという。

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