浪速風

新時代に羽ばたけ、「平成最後」の卒業生

私事で恐縮だが、もうすぐ初孫ができる予定である。4月1日以前に誕生するか、2日以降になるか微妙だ。早生まれだと、その学年は全員が平成生まれだが、遅生まれでは平成はわずか1カ月で、大半は新元号ということになる。将来に影響することはあるまいが、ちょっと気になる。

▶この春は何かにつけて「平成最後の-」という冠がつく。卒業式たけなわで、卒業生としても、新社会人としても「平成最後」である。平成の始まりを振り返ると、バブル景気で沸いていたせいか、企業は新入社員を大量採用した。売り手市場でもてはやされた分、ひ弱な印象がつきまとう。

▶バブルが弾け、リーマンショックなどの荒波にもまれた。成果主義の厳しい競争にさらされた。生き残った「平成バブル組」は、今や社会の中軸である。巣立つ諸君たちに、どんな時代が待ち受けているだろう。険しい道でも切り開き、きっと「平成最後」が誇りに思えるようになるはずだ。