モーストリー・クラシック5月号 バッハとマタイ受難曲

モーストリー・クラシック5月号
モーストリー・クラシック5月号

 キリスト教など西方教会の今年の復活祭は4月21日。その前の聖週間に受難曲が演奏される。月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」5月号は「音楽の父バッハとマタイ受難曲」を特集している。

 「マタイ受難曲」はバッハがドイツ・ライプチヒの聖トーマス教会のカントル(楽長)を務めていた1727年4月11日に初演された。マタイによる福音書をテキストに、キリストの受難(死)が描かれる。2つのオーケストラ、2つの合唱団を必要とし、上演に約3時間かかる大作。ソリストと合唱が、イエスの物語を歌っていく。

 キリスト教徒でなくとも「マタイ受難曲」に感動する人は多い。苦悩するイエス、師を裏切る弟子たち、「イエスを十字架につけよ」、「神の子なら十字架から降りてこい」と叫ぶ群衆など、聴く人は、登場人物それぞれに、自分自身を投影し、人間の弱さを知るからだろう。

 このほか、ブランデンブルク協奏曲など代表的な管弦楽、器楽曲も紹介している。

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