竹島、尖閣も「固有の領土」全社明記 小学校教科書検定(2/2ページ) - 産経ニュース

メインコンテンツ

竹島、尖閣も「固有の領土」全社明記 小学校教科書検定

東京書籍(5年)は竹島について「日本固有の領土ですが、韓国が不法に占拠しているため、日本は抗議を続けています」と記述。日本文教出版(6年)も尖閣について「日本固有の領土で、その領有をめぐって問題がないにも関わらず、中国も自国の領土であると主張しています」とし、いずれも政府見解に沿って内容を充実させている。地図には検定意見が付かないが、竹島と尖閣には申請のあった2点とも「固有の領土」と明記された。

教育現場で新聞を活用するNIE(教育に新聞を)の取り組みが進む中、新聞を使った多彩な学習活動も各教科で取り上げられた。

このほか新指導要領で「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」が求められ、各教科ともグループ活動や振り返り学習などが教科書に多数盛り込まれた。音声や動画を視聴できるウェブサイトのQRコードなど2次元コードを記載した教科書も大幅に増加。アニメーションなどにより、子供たちが進んで勉強するような工夫が随所に施されている。

新指導要領で必修化されたプログラミング教育も理科などで取り上げられ、信号機など身近なものを題材にして、仕組みを考えさせる内容もみられた。

【用語解説】教科書検定

教科書会社が編集した原稿段階の教科書を文部科学省が審査する制度。小・中・高校ごとにおおむね4年に一度行われ(1)学習指導要領に則しているか(2)範囲や表現は適切か-などを教科書検定審議会が審査し、不適切な記述などには検定意見が付く。合格しないと教科書として認められない。今回は小学校の全教科が対象となった。文科省は平成29年3月、小学校の新学習指導要領を告示し、これに基づいて教科書編集作業が行われた。