神保彰、還暦迎え意気盛ん 新盤2作&ライブ公演

今年も2枚のアルバムを発売した神保彰=平成30年12月5日、東京都文京区(兼松康撮影)
今年も2枚のアルバムを発売した神保彰=平成30年12月5日、東京都文京区(兼松康撮影)

 フュージョンバンド「カシオペア」のドラマーとしても知られる神保彰(60)が、還暦を迎え、なお意気盛んだ。今年も元日にアルバム2作を発売。それを携えてのライブツアーでは、大いに聴衆を魅了し続けている。

 今年2月27日に60歳の節目を迎えた。「いやでもシニア世代で人生の後半戦」というが「若い頃の方が持久力はあったが、衰えていないとも感じることができる」と話す。

 そのパワーの源がライブ。「お客さんと過ごす時間、空間が、新たな創造のエネルギーになる」と感謝する。今月9日に東京で開かれた還暦ライブでも、その充実ぶりを余すところなく表した。

 今年発売したのは、「24th Street NY Duo」と「25th Avenue LA Trio」。前者は米ニューヨークで録音した、ベースのウィル・リーとのデュオ盤。後者は神保のアルバム収録ではおなじみのロサンゼルス録音でベースのエイブラハム・ラボリエルとキーボードのラッセル・フェランテを起用したトリオ盤だ。

 デュオ盤は、ベースとドラムの組み合わせ。「ベースでリズムとメロディーのパートを作ったが、いつもとは作曲の手段が全然違った。10曲のバリエーションをどうつけるか、悩んだね」と苦笑する。

 トリオ盤はラッセルの都会的なピアノ、メキシコ出身でラテンの色を持つエイブラハムのベース、日本人ドラマーの神保と「違う三者がうまく融合した」と胸を張る。

 来月以降もライブ「ワンマンオーケストラ」を各地で開催。今後も楽しませてくれそうだ。 (兼松康)

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