シンガー・ソングライター杏沙子、初のフルアルバム「フェルマータ」 今、あなたを楽しませたい

シンガー・ソングライター杏沙子、初のフルアルバム「フェルマータ」 今、あなたを楽しませたい
シンガー・ソングライター杏沙子、初のフルアルバム「フェルマータ」 今、あなたを楽しませたい
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 シンガー・ソングライターの杏沙子(あさこ)(24)は、平成28~29年にユーチューブで発表したミュージックビデオが人気となり、昨夏にメジャーデビューを果たした。デビューの道も時代とともに進化したが、音楽は聴く人を楽しませるためにあり、人の手によって届けられる-という点は変わらないようだ。(兼松康)

 杏沙子はインディーズ時代、自身の曲のユーチューブでの再生回数が100万回を超えるという反響の大きさに驚かされた。「うれしいけれど、数字が大きくなるだけ。どれだけの人に届いているのか実感がなかった」と振り返る。

 近年、ユーチューブなどネット動画を足がかりにデビューするアーティストが増えている。

 昨年の紅白歌合戦で「Lemon」を歌い、高い評価を得た米津玄師(けんし)が、かつてニコニコ動画で音声合成ソフトのボーカロイドを使った楽曲を披露していたことは広く知られる。同じく昨年の紅白に出場したシンガー・ソングライター、あいみょんもユーチューブの動画がきっかけでデビュー。ライブ動画配信サービスのツイットキャスティング(ツイキャス)から火が付いた井上苑子やニコニコ動画で人気を得た男性ボーカリストのウォルピスカーターなど、ネット上の動画がメジャーデビューのきっかけとなる時代だ。

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 杏沙子が所属するビクターでは「ユーチューブの映像がきっかけ。本人のライブなども見て、将来性を感じて契約した」とし、ユーチューブでの再生回数などを「インディーズ活動の実績と捉えている」とする。

 他のレコード会社関係者も「オーディションや送られてきたデモテープをきっかけとするかつての方法から、以前はなかった新たなデビューへの道ができている。ユーチューブの他にも、ツイッター動画やニコニコ動画などで人気のあるものをチェックしており、デビューに結びついたケースも多い」と明かす。

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