ねば~る君は、NHK紅白歌合戦の出演経験を持つなど、県非公認ながら抜群の知名度を誇る。県の担当者は「全国的な知名度があり、トークも面白い」と抜擢(ばってき)の理由を話した。ゆるキャラとしては珍しく言葉を話すねば~る君。「毒舌」が持ち味のため、非公認のまま活動させる方針だ。
一方、茨ひよりはコンピューターグラフィック(CG)アニメーションによる女性キャラクター。県職員で、同県の動画サイト「いばキラTV」の公式アナウンサーを務めている設定だ。今後はねば~る君とともに県のPRの柱を担うことが期待されている。
民間調査会社の都道府県別魅力度ランキングで6年連続最下位に沈む茨城県。今回の交代劇を浮上のきっかけとしたいところだ。(水戸支局 丸山将)