eスポーツに賛否 部活取り入れの動きも根強い反対

五輪で「意識変わる」

 総務省などによると、eスポーツの世界の市場規模(平成29年)は700億円に達するという。普及が進む米国では20億円を超える優勝賞金の大会も開かれる。韓国では専用のテレビ局もあり、スター選手が生まれ、子供らの人気職業の一つにもなっている。

 一方、日本の市場規模は5億円にも満たず、大会賞金も規制などでようやく昨年12月、1億円を超える賞金の大会が開かれたばかり。米国や韓国のようにeスポーツの普及を支えるパソコンゲームの利用者が少なかったことが遅れの要因とみられている。

 浸透は進むのか。eスポーツに詳しい慶応大大学院の中村伊知哉教授(メディア論)は「五輪で正式種目化されれば、日本人に根強い『ゲームはスポーツではない』という意識も変わっていき、普及が加速していくのではないか」と話している。