イチロー引退会見速報(5)「団体競技だけど個人競技。それが野球の面白さ」

米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手が21日、東京都内のホテルで記者会見し、第一線を退く意向を表明した。会見の内容は次の通り。

--一番我慢したものは?

「難しい質問だなあ。我慢できない人なんです。我慢が苦手で楽なこと楽なことを重ねている感じ。我慢の感覚はない。とにかく体を動かしたくてしょうがない。体を動かすことを我慢することはたくさんあった。それ以外はなるべくストレスがないように行動してきたつもり。家では妻が料理をいろいろ考えて作ってくれる。これがロードに出ると、我慢できないからむちゃくちゃになってしまう。今、聞かれたような趣旨の我慢は思い当たらない。おかしなこと言ってます?」

--台湾ではイチローさんのファンがいっぱいいる。伝えたいことは何かないか?

「チェンが元気か知りたい。チームメートだったから。今のところ行く予定はないけど、以前、行ったことがある。すごく優しい印象でしたね。心が優しかった。いいなあと思いました」

--菊池(雄星)投手が同じマリナーズに入って大谷(翔平)選手がエンゼルスに入った。後輩たちに託すことは?

「雄星のデビューの日に引退を迎えたのは、何かいいなあと思っていて、ちゃんとやれよという思い。短い時間でしたけど、すごくいい子で。いろんな選手を見てきたけど、左の先発って変わっている子が多い。天才肌が多いとも言える。米国でも多い。だから、こんなにいい子いるのかなっていう感じです」

「でも、キャンプ地から日本に飛行機で移動してきたけど、チームはドレスコード、服装のルールがあってジャージのセットがある。雄星に『俺たちどうする?』って。『さすがにジャージはダメだろ』って2人で話していた。キャンプ地をたつバスの中で、みんなジャージのセット。やっぱり日本に着いたときに、『メジャーリーガーがこれはダメだろ』って言っていた。そうしたらまさか日本に着いたときに黒のジャージだった。左投手は変わったヤツが多い。スケール感は出ていた」