イチローの最後の勇姿に歓声

MLB米大リーグ開幕戦アスレチックス対マリナーズ ファンにサインをするマリナーズ・イチロー =東京ドーム(代表撮影)
MLB米大リーグ開幕戦アスレチックス対マリナーズ ファンにサインをするマリナーズ・イチロー =東京ドーム(代表撮影)

東京ドームに詰めかけた大勢のファンが、一時代を築いた大選手の最後の雄姿を目に焼き付けた。前日に引き続き、「9番・右翼」で先発出場したマリナーズのイチロー。一回には、メジャーデビューを果たした同僚の菊池が打ち取ったフライを捕球し、大歓声がわき起こった。

ただ、不調が続く打席では、この日も厳しい場面が目についた。第1打席は、2点を先制した直後の二回2死走者なしの場面で迎え、三邪飛に。悔しそうな表情でベンチへ引き上げた。四回の第2打席は二塁手への真っ正面のゴロに終わった。

「50歳現役」を目標にしてきた45歳のイチローだが、2012年以来となる日本で迎えた前日のシーズン初戦を「特別な開幕」と表現。来日前にすでに心は決まっていたのかもしれない。この日も、試合開始のギリギリまでファンにサインをする姿があった。

日米両球界で数々の金字塔を打ち立ててきたスーパースターが表舞台から去る。(神田さやか)