「第一線退く」イチローのプレーに熱視線 東京ドームのファン

「第一線退く」イチローのプレーに熱視線 東京ドームのファン
「第一線退く」イチローのプレーに熱視線 東京ドームのファン
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一挙手一投足に熱い視線が注がれ、軽快な守備で魅了した。輝かしい野球人生に区切りをつける決意を固めた米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(45)=本名・鈴木一朗。21日、第一線を退く意向を球団に伝えたとのニュースは瞬く間に日本中を駆け巡り、東京ドームに詰め掛けたファンらは、その雄姿を目に焼き付けた。

イチローの「引退」速報が流れ出した午後7時半すぎ。東京ドームは試合をよそに騒然とした雰囲気になり、スマートフォンでニュースを確認し出す観客が大勢見られた。

バックスクリーンに、ファンが掲げた「イチローは俺たちのヒーロー」とのボードが映し出されると、割れんばかりの拍手が巻き起こった。

イチローが打席に立つたび、そして守備につくたびに、「イチロー」の声援が止まらない。イチローもそれに応えるかのようにグラブを観客席に向かって差し出すようなしぐさを見せた。

試合を観戦していた高松市の会社員、石田大貴(だいき)さん(30)は「日本人がアメリカに行ってあれだけ活躍できるのはすごい。WBCでの活躍も目に焼き付いている。ずっと見ていたかったので、引退はとにかくさみしい」と肩を落とす。

福井県坂井市の大学職員、縣(あがた)邦敏さん(46)は「同じ世代で、昔からずっと応援していた世界的スーパースター。50歳までやれると信じていたが、最後に日本で雄姿を見せてくれて感謝している。次は監督になって第二のイチローを育ててほしい」と、早くも次のステージでの活躍に思いをはせていた。