マレー機墜落から5年 「航空史上最大のミステリー」ナゾ深まり遺族苛立ち

 家族らは昨年11月、アフリカ南東部の島国マダガスカルで、新たに見つかった同機の残骸とみられる破片などをマレーシアのローク運輸相に手渡し、捜索再開を求めていた。今月3日の集会に参加したローク氏は、「捜索を可能にする新技術があるかもしれない」と、前向きに対応する姿勢を見せた。

 調査団は昨年7月、「(同機は)手動モードで方向転換し、航路を外れた可能性が高いが、原因は分からない」とする報告書を発表した。衛星記録の分析などから、機体は離陸後に針路を逆方向に変更し、インド洋に墜落したとみられている。飛行中に2種類の通信装置が何者かに切られていた。

 機長による「自殺説」もある。だが、調査団は「第三者による介入の可能性」にも言及し、針路変更を誰が何の目的で行ったかなどについては「不明」としており、機体やブラックボックスが発見されなければ、真相解明は難しい状況だ。

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