74年ぶり卒業式に 聖路加国際大で「夢みたい」昭和20年卒の女性ら

74年ぶり卒業式に 聖路加国際大で「夢みたい」昭和20年卒の女性ら
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 聖路加国際大学(東京都中央区)は9日、学内で平成30年度の卒業式・修了式を行った。200人の現役生に混じって、74年前の昭和20年に学び舎を離れた女性らも出席した。

 終戦直後の混乱で同年9月に予定していた卒業式を開けなかったためで、糸魚川(いといがわ)順理事長から、卒業式に出席した証明書を受け取った田中和子さん(94)は「(当時は)なんとなく卒業したので感激した」と笑顔。藤堂道さん(94)も「夢みたい。一生のうちで大きな喜び」と語った。

 2人が並んで撮った集合写真なども用意され、互いに「親切だった」「世話好きだった」などと相手を紹介した。学生時代に親元を離れて寄宿生活を送ったという2人。ナイチンゲールにあこがれて看護の世界で知名度の高い同大学を選んだことや、上級生から細かく指導されたことなど、当時の思い出話に花を咲かせてた。

 この日の式で福井次矢学長が「先輩方が確立した聖路加のブランドを身にまとうことになる」と卒業生らに語ると、プライドをもって入学したという2人は大きくうなずいていた。

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