大塚家具の大塚久美子社長の会見 一問一答 - 産経ニュース

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大塚家具の大塚久美子社長の会見 一問一答

会見の前に握手する大塚家具の大塚久美子社長(右)と、同社と資本業務提携した「ハイラインズ」の陳海波社長=4日午後、東京都千代田区(宮川浩和撮影)
会見の前に握手する大塚家具の大塚久美子社長(右)と、同社と資本業務提携した「ハイラインズ」の陳海波社長=4日午後、東京都千代田区(宮川浩和撮影)

 経営不振に陥っている大塚家具の大塚久美子社長は4日、資本業務提携で合意した日中の越境EC(電子商取引)を手掛けるハイラインズ(東京)の陳海波社長と東京都内の日本外国特派員協会で記者会見を開いた。大塚久美子氏と報道陣との主な一問一答は次の通り。

 --今回の決算業績、3期連続でかなり大きな赤字だ。いつまでこの会社を率いていくのか

 「とにかく、スピードをあげて早く会社をよくしていくということに私に責任があると思う。最終責任は私が負うが、今回出資をいただいたのだから、何としてでも早く成し遂げることが今年がんばってやらねばならないことだ」

 --これまで入りやすい店作り、脱高級路線を掲げてきたが続けていくのか

 「大塚家具は『脱高級路線』を申し上げたことは一度もない。脱高級路線とか低価格化という、いわゆる俗説が広がったことに困惑してきた。ここ数年間、俗説が消えなかったこともブランドイメージを混乱させたし、それが一つ大きな客離れの事態を招いている。創業時から良い物を安くしていくことにこだわり、作り手から直接買った物を直接販売してきたというのが大塚家具の歴史だ。良い商品と良いサービス、これを崩してしまったら大塚家具の存在価値がない」

 --コンシェルジュサービスを中国で展開するのか

 「アジアの国々で非常に求められているものだと思うが、このサービスは商品作りよりも非常に難しく時間がかかり、人を育てていかなければできない。だが、ここをしっかりやっていけば他にはない独自の立場が作れる。中国には世界中から物が集まっているが日本の家具はほとんど入っていない。ここが一つの大きな可能性だ」

 --国内店舗の見通しは

 「大塚家具の戦略として店舗再編を掲げているが、ネットとリアル店舗の融合を進めるため、どのくらいリソースをかけるのかを見極めている途中だ。店舗については縮小、出店、形を変えていくことは十分あり得る」