自民・二階俊博氏、激戦の参院選1人区行脚スタート

山形県に入り、酒田市内の美術館を視察する自民党の二階俊博幹事長(中央)=2日午後(大島悠亮撮影)
山形県に入り、酒田市内の美術館を視察する自民党の二階俊博幹事長(中央)=2日午後(大島悠亮撮影)

 自民党の二階俊博幹事長は2日、山形県入りし、夏の参院選(改選数124)で激戦が見込まれる改選1の「1人区」(32選挙区)の行脚を始めた。全選挙区が改選1となる東北地方で、野党が候補者を一本化して臨めば、現職が出馬する自民党は苦戦が予想される。二階氏が地方行脚の第1弾に山形を選んだのは、参院選の勝敗を制するといわれる1人区で議席を維持するために党が一致結束して戦う姿勢を示す狙いがある。(大島悠亮、千田恒弥)

 二階氏は同日昼に空路で山形県入りし、酒田市内の美術館などを視察した。3日は山形選挙区から出馬する現職の大沼瑞穂元厚生労働政務官(40)を連れて、昨年夏に発生した大雨による県内の被災地を視察するほか、土地改良区の会合に参加する予定だ。

 選挙区と比例代表を合わせた改選数121で実施された6年前の参院選は、第2次安倍晋三政権発足後に行われた最初の国政選挙で、自民党は65議席を取り、大勝した。大勝の鍵となったのは、31の1人区で29勝したことだった。

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