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「異端」の惑星の故郷か 二重構造の原始円盤を発見

 その結果、円盤は恒星に近い内側と、遠い外側に分かれた二重構造になっており、その傾きは内外で数度ずれていることが判明した。惑星の傾きのずれは、誕生前から生じることを示す一つの証拠といえそうだ。

 研究チームは、ガスやちりがさまざまな角度で円盤に集まってきたことで、傾きがずれたのではないかとみている。

 また円盤内のちりの大きさを調べたところ、恒星に近い内側では想定よりも大きいことが分かった。円盤内でちりが合体し惑星に成長していくスピードは、これまで考えられていたより速い可能性があるという。

 太陽系でも、惑星より小さい準惑星の冥王星が、他の惑星の軌道と大きくずれて傾いていることが知られている。

 千葉大の花輪知幸教授は「惑星系の形成に対する理解が大きく変わるかもしれない重要な知見が得られた。今後は、他の原始惑星系円盤についても詳しく観測する必要があるだろう」と話している。

(科学部 伊藤壽一郎)