JR日田彦山線復旧 福岡県知事「来月トップ会談を」

 福岡県の小川洋知事は26日の記者会見で、平成29年の九州北部豪雨で被災し、一部運休が続くJR日田彦山線に関し、JR九州や沿線自治体によるトップ会談を3月中に開催し、復旧方法や費用負担などについて、方向性をまとめたい意向を示した。

 日田彦山線をめぐってJR九州は、復旧後の路線維持のために、年間1億6千万円の財政支援を沿線自治体に求めた。これに自治体側が強く反発した。両者の意見の隔たりは大きく、議論の行方は見通せていない。

 小川氏は記者会見で「なぜ日田彦山線だけ経費負担を求めるのか。まだ納得できない」とJR九州の姿勢に、改めて疑問を呈した。一方で「30年度内に方向性を出していこうということなので、トップ会談をもう1回開いて詰めていきたい」と述べた。

 JR九州の青柳俊彦社長も同日の記者会見で「これまでの議論を踏まえ、結論を出さないといけない」と、3月中に一定の結論を出す考えを示した。ただ、「(トップ会談で)やり残しがあるという結果になれば、次のステップのことも議題になる」と述べた。