東京港区が落書きゼロへ対策強化 「割れ窓理論」のNYを参考に

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 きれいで安全な街でおもてなしを-。2020年東京五輪・パラリンピックを控え、東京都港区は新年度から、街中のシャッターなどに描かれた落書きの対策強化に乗り出す。消去剤を貸し出すほか、落書きが繰り返される場所には防犯カメラを無償貸与。米ニューヨークでは地下鉄の落書き撲滅キャンペーンを展開したところ、治安の改善につながったと報告されており、安全なTOKYOで選手や観光客らを出迎えることを目指す。同区は「皆で協力して落書きゼロへ」と意気込んでいる。(久保まりな)

 港区防災課によると、昨年7~8月に初めて行った調査で、区内の落書きは1121件に上った。繁華街近くのコンクリート壁や電柱、商店のシャッターなどにスプレーで描かれ、ほとんどは、アルファベットやイラストなど「何を意味しているかわからないもの」(同課)だったという。

 落書きの約半数は六本木や西麻布、広尾などの麻布地区だったが、新橋や南青山、赤坂などにも集中していた。大きさは1平方メートル以下の小さなものが全体の8割ほど。しかし、中には、壁一面にわたって約50平方メートル描かれたものもあった。

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