当世インド事情

村人はマッチョだらけ 貧困脱出へ「筋肉は裏切らない」

貧困からの脱出

 インドは年7%を超える経済成長を遂げているが、貧困はなおも深刻だ。インド政府は人口の21%を貧困層と認定。世界銀行によると、7億人以上が1日3・2ドル(354円)以下で生活しており、貧富の格差も拡大する傾向にある。

 「インド全体から見れば、私たちは職が得られて極貧の村ではないかもしれないが、まだそれでも豊かとは言い切れない」と話すのは、100回のスクワットで汗を流したシンさん(25)だ。将来の夢は企業家だといい、そのための勉強も続けている。

 多くの村人は、生活が安定すれば、将来的に教育に回せる資金が増え、貧困から脱出できると考えている。シンさんは「そうした流れがうまくできていけばいい」としたうえで、「そのためにはまず体を鍛えるのがベストだろう」とコメント。腕立て伏せに臨んでいた。

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