積水化学、太陽光・蓄電住宅が災害時の大規模停電中も日常電力を供給

 積水化学工業は25日、同社が販売した太陽光発電と蓄電システムを装備した住宅の長期停電時の電力状況調査を発表した。昨年9月の台風、北海道地震の際に発生した大規模停電に見舞われた住宅を調査し、発電と蓄電で、ほぼ日常に近い水準で電力を使えたとし、大規模停電時の同システムの有用性を強調している。

 調査対象は関西を中心とした台風21号によって停電した282戸、中部・東海地域が中心となった24号による615戸、北海道地震による494戸の計1391戸。北海道地震で停電したある住宅では、蓄電容量が5キロワット時の小型タイプだったが、日中は太陽光で電気がまかなえ、夜間も蓄電池の電力で対応し、約2日間の停電を乗り切ったという。

 同社としては、台風21号と、北海道地震で、事前の充電が不足していたケースを把握。このため24号の際には、台風の進路にあたる同社のシステム導入住宅に対し、蓄電池の残量を意図的に多くするなどの取り組みを呼びかけた。実際に取り組んだ住宅も多く、今後も、台風などのケースでは同様の対応をとる方針だ。