「母と一緒にいたかった」自宅に遺体、娘逮捕 火災で発覚

 宮城県警仙台南署は24日、死体遺棄の疑いで仙台市太白区の猪股栄子容疑者(68)を逮捕した。

 逮捕容疑は20~23日までの間、自宅に身元不明女性の遺体を遺棄したとしている。遺体は猪股容疑者の母親とみられる。

 同署によると、猪股容疑者は母親と40代の息子の3人暮らし。23日午前8時ごろ、木造2階建ての自宅2階から出火、1人の遺体が発見された。猪股容疑者と息子はすすを吸い、病院に搬送された。

 24日午前、退院した猪股容疑者が「20日ごろから母が息をしていないとわかっていた」と説明。司法解剖の結果、死因は吐いたものをのどに詰まらせた窒息死で、すすを吸っておらず、火事の前に死亡していたと判断、逮捕した。「お母さんと一緒にいたかった」と供述している。

 猪股容疑者は23日朝、自宅の2階で、すでに死亡していたとみられる母親の枕元に線香とろうそくをあげたと話しているという。2階の燃え方が激しく、同署はこれが出火原因とみて調べている。