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『2020年「習近平」の終焉』日高義樹著

『2020年「習近平」の終焉 アメリカは中国を本気で潰す』
『2020年「習近平」の終焉 アメリカは中国を本気で潰す』

 □『2020年「習近平」の終焉 アメリカは中国を本気で潰す』

 ■知られざる軍事情報が満載

 本書は、トランプ大統領のアメリカが、習近平体制の中国をどう押さえ込もうとしているのかを明らかにします。

 米中の激しい貿易協議が続いていますが、もしそこで習近平国家主席が譲歩すれば、トランプ大統領は最終的に矛を収めるのでしょうか? 答えは「否」です。

 著者の分析によれば、中国に対するトランプ大統領の基本的な考え方は「中国は紛れもなく不正な共産主義国家で、悪魔の国だ。このまま国力の増大を許せば世界を支配しようとするだろう」というもの。つまり、米中貿易戦争は入り口にすぎず、トランプ大統領の真の狙いは、その先にあるのです。

 それゆえ、トランプ大統領はまず関税引き上げで中国を財政的に追い詰め、共産主義体制そのものである国営企業を押し潰すことを狙います。さらに、軍事力を劇的に強化して中国を封じ込め、覇権国家にさせないつもりなのです。経済と軍事力による厳しい二重の攻勢で、2020年には、習近平体制を終焉(しゅうえん)させようとしているのです。

 ハドソン研究所首席研究員である著者の徹底取材による情報や、米空軍、海軍幹部の証言など、この本にはわれわれが知らなかった最新軍事情報が満載されています。

 本書の帯で謳(うた)った「米軍はすでに日本と太平洋で中国攻撃態勢を完了させた!」というコピーが決して大げさでなく、米軍の真の狙いが北朝鮮よりも中国だったと手にとるようにわかることでしょう。(悟空出版・1500円+税)

 悟空出版出版部長兼 編集長 白石泰稔

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