皇太子さま59歳

障害者への思い…パラ選手の伴走もご経験

 天皇、皇后両陛下の思いを受け継ぎ、障害者に心を寄せられている皇太子さま。宮内庁東宮職は23日、昨年6月に皇太子さまが赤坂御用地で、リオデジャネイロ・パラリンピック女子マラソン(視覚障害)銀メダリスト、道下(みちした)美里さん(42)の伴走を務められた際の写真を公開した。

 「できれば一緒に走りたいですね」。平成29年11月、秋の園遊会に招かれた道下さんが皇太子さまに提案したことがきっかけだった。皇太子さまはパラ競技について「私自身も理解するいい機会」とご快諾。会見では、安全な伴走ができるよう、資料や動画を見て準備したと明かされた。

 「伴走」と書かれたビブスを着用した皇太子さまは、伴走用のロープでつながった道下さんをご先導。側近によると「この先10メートルで左にカーブします」「道がでこぼこしています」と状況を伝えながら、約20分間伴走されたという。

 昨年には、訪れた障害者施設でボッチャの実演に飛び入りで参加されたこともある。「自然な形でパラリンピックの競技を自分自身が体験できたということは本当に自分にとっても良かった」。会見では、笑顔でそう述べられた。

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