一番のファン…陰で支えた二階氏夫人の献身

 二階氏からは「お前を選挙で街頭に立たせなければいけなくなったなら、俺は政治を辞める」と言われていたという。だが、怜子さんは「事務所や後援会の人が動き回ってくれている。彼らの言うことを聞こう。主人の言うことは聞かない」と決め、自発的に地元の支援者らを回り、絆を強めた。車の運転が得意で、二階氏を乗せて東京-和歌山間を移動する間が夫婦の時間だった。

 「主人は本当に仕事一筋。演説が上手で、主人の演説が始まると、どんなときでも聞きにいきました」。怜子さんは二階氏のよき妻であり、一番のファンでもあった。平成16年に肺がんを発症し、手術や抗がん剤治療を続けていたという。多忙を極める二階氏だが、亡くなる2日前、半日ほど夫婦水入らずの時間を過ごすことができたという。(大島悠亮)

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