米下院民主党、非常事態宣言の無効化を目指す決議案提出

 【ワシントン=黒瀬悦成】米下院民主党は22日、トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設のため「国家非常事態」を宣言したことに対抗し、宣言を無効化するための決議案を提出した。民主党が多数を握る下院本会議で26日に採決が行われ、可決される見通し。非常事態宣言をめぐっては共和党議員の中にも反対派がおり、同党が多数派の上院でも可決される可能性が指摘されている。

 一方、トランプ氏は上下両院で決議案が可決したとしても拒否権を発動する意向を表明済み。拒否権が発動されたとしても、上下両院が3分の2以上の賛成で再可決すれば決議案は成立する。

 決議案は、ヒスパニック(中南米系)議員連盟の代表を務めるカストロ下院議員(テキサス州選出)が作成し、少なくとも226人の議員が共同提案者に名を連ねた。

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