浪速風

地震はやはりスーパームーン? 停電しなくてよかった

昨日の小欄で「スーパームーンでは、地震の発生確率が高まるというが、どうだろう」と書いたので、「北海道で震度6弱」のニュース速報に驚いた。昨年9月の震度7を観測した地震の余震とみられるが、はたして接近した月の引力と関係があるのか。自然界にはまだわからないことが多い。

▶すぐに小樽の義母に電話をしたら、「揺れたが、停電しなくてよかった」と言っていた。昨年9月の地震では、道内全域が停電する「ブラックアウト」が発生した。家庭の暖房として利用されている石油ストーブは、排気ファンを回す電気がないと不完全燃焼を起こして使えない。

▶北国では冬場の停電は命にかかわる。ブラックアウトの原因になった北海道電力の苫東厚真発電所(火力)は地震から1カ月後に全面復旧したが、泊原発が再稼働しなければ、電力需給はいつまでも綱渡りだ。昨夜の地震は、電気がなければ暮らせない現代の、もろい地盤を改めて考えさせた。