あの「恋文」、日本初や大阪初…名画の展示も創意工夫、フェルメール展

 最初の「マルタとマリアの家のキリスト」は幅7メートルあまりの壁面に1枚、同じ部屋の「取り持ち女」は15メートルほどの壁に1枚といった具合に、たっぷりとゆとりをもたせた空間になっていて、じっくりと作品を鑑賞できるようになっている。

■違い感じる空間

 最後の一室には「手紙」に関係したフェルメール作品2枚(「恋文」「手紙を書く女」)とともに、アイルランドからやってきたハブリエル・メツーの「手紙を書く男」「手紙を読む女」の2枚がかかる。

 今回の展覧会のサブテーマは、フェルメールと同時代の画家を見比べ、その差異を見つけること。6章に分かれた会場の最後の一室は、そのテーマにふさわしい空間になる。

 篠雅廣館長は「日本でのフェルメールブームを作ったのは19年前の大阪の展覧会。初めての人もあのとき見た人にも足を運んでいただき、人気の秘密を感じ取っていただきたい」と話している。

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 【ガイド】「フェルメール展」 大阪市立美術館(同市天王寺区 https://www.osaka-art-museum.jp/ )で5月12日まで。入館料は一般1800円など。問い合わせは06・4301・7285(大阪市総合コールセンターなにわコール)。

https://www.youtube.com/watch?v=bDza1LAnS7A