上岡馬頭観音、絵馬市にぎわう 埼玉

神馬も登場した上岡馬頭観音の絵馬市=19日、東松山市岡(石井豊撮影)
神馬も登場した上岡馬頭観音の絵馬市=19日、東松山市岡(石井豊撮影)

 東松山市岡の妙安寺境内にある上岡馬頭観音で19日、恒例の絵馬市が行われ、大勢の参拝客らでにぎわった。

 上岡馬頭観音は江戸時代以降、馬頭観音として関東地方随一の霊場とされ、縁日に立つ絵馬市は平成10年に国の選択無形民俗文化財となっている。この日も家内安全や交通安全に御利益があるとされる牛や馬などが手描きされた約350枚の絵馬が境内に並び、馬の関係者や運送業者らが買い求めていた。

 境内では神馬などの行列による練り歩きや法要が行われ、市民らが盛んに写真を撮影していた。絵馬市保存会の根岸成直会長(77)は、「かつての絵馬講はなくなったが、保存会として昔ながらの習俗を守りたい」と話していた。

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