「喫煙ゼロ」へ宣誓求める…大阪・吹田市やりすぎの声

 啓発キャラバンや禁煙支援などからなるプロジェクトは7月までだが、「職員の喫煙率ゼロ」の目標は継続して掲げるという。

大阪府では440回抜け出した職員を処分

 市がプロジェクトを打ち出した背景には、市東部のJR岸辺駅前に整備中の「北大阪健康医療都市(健都)」がある。医療拠点などを集積させる計画で、昨年11月には、最初の中核施設となる複合施設がオープン。全国でも珍しい24時間、無休で対応する調剤薬局や各科のクリニック、スーパーなどが入り、注目を集めた。12月には市立吹田市民病院も移転。今年7月には、市北部にある国立循環器病研究センター(国循)が移転する。

 この健都のまちづくりにあわせて、職員にまず率先して健康のために努力してもらおうと、プロジェクトが始動した。

 吹田市はこれまでも喫煙をめぐり先駆的な試みに取り組んできた。平成21年4月には全国に先駆けて市役所など公共施設の敷地内を全面禁煙にし、併せて職員の勤務時間中の喫煙を禁止した。市役所の建物や敷地には、来庁者用を含めて灰皿は一切、設置されていない。

 昼休みの喫煙は禁止されていないが、市条例で、市内全域で歩きたばこや吸い殻のポイ捨てが禁止されている。条例上は、市役所外の路上で立ち止まったうえで携帯灰皿を持てば、たばこを吸うことは可能だが、そんな職員はおらず、昼休みに周辺の喫茶店や食堂で吸っているという。今年3月1日から市役所周辺は8カ所目の路上喫煙禁止地区になり、立ち止まっての喫煙も禁止される。

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