駐日ロシア大使「平和条約交渉は期限を設けず、綿密に進める」

 ロシアのガルージン駐日大使は18日、東京都内で講演し、日露平和条約締結交渉に関し「無理にいろいろな期限を設けるよりも、着実、綿密に外交上の仕事を進める方が得策ではないか」と述べ、期限を設けるべきではないとの考えを強調した。ラブロフ露外相もドイツで16日(日本時間17日)に河野太郎外相と会談した後、記者会見で同様の考えを示していた。

 ガルージン氏は「双方に受け入れ可能な解決策を可能にする環境づくりを進めるため、長期的かつ綿密な作業が控えている」とも語った。北方領土に関しては「われわれが必要と思っているのは4島に対するロシアの主権の合法性を含めて日本側が第二次世界大戦の結果を認めることだ」とロシア側の主張を展開した。

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