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京都に「救護施設」計画、「施設コンフリクト」に

「公共施設近くが条件」

 なぜこの場所に救護施設が建設されるのか。

 京都市は平成28年、下京区にあるホームレス支援施設を廃止し、新たに定員60人の救護施設を整備することを決めた。運営事業者の公募には、大阪府内で救護施設の運営実績があり、同年9月に今回の土地を購入していた社会福祉法人みなと寮(大阪府)だけが応募。昨夏、同法人が事業者に選定され、建設が決まった。

 「救護施設がない京都市内には、施設が必要になるというのが業界の共通認識だった」と法人の担当者。入所者の自立を目指す施設でもあり「買い物ができたり、公共交通機関が近くにあったりすることが条件の一つだった」と説明する。

来春の開所は不透明

 ただ住民は、情報発信のあり方などに不満を募らせている。

 「説明会の開催が遅すぎる」「計画を撤回しろ!」。昨年11月に向日市で初めて開かれた住民説明会では、住民の不満が爆発し、議論は紛糾。住民が職員らを取り囲む場面もあった。