話の肖像画

NHK元アナウンサー・鈴木健二(90)(1)「老後」は75歳からでいい

(各方面からの)お誘いはなかなかの条件でしたから、受けていれば今ごろ左ウチワだったでしょう(苦笑)。だけど私は「(定年後は)人のために生きる」と決めていました。

超高齢化社会になった現在、「老後」は75歳からでいいんですよ。75歳までは「老前」。やることも行くところもなくて一日中、テレビを見て過ごすなんて生活はダメです。年金をアテにしてはいけません。「老後」のためにもバリバリ働きましょう。(聞き手 喜多由浩)

【プロフィル】鈴木健二

すずき・けんじ 昭和4年、東京生まれ。東北大卒。27年、NHK入局。「クイズ面白ゼミナール」「歴史への招待」などの番組を担当。59年の紅白歌合戦の司会で、引退する都はるみにアンコールをお願いする際の「私に1分間時間をください」という言葉は有名に。63年に退局。著書『気くばりのすすめ』はミリオンセラー。新著は『昭和からの遺言』。

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