高齢者の孫やひ孫世代である小学生へ特殊詐欺被害の防止を呼びかけようと、山手署はアイドルグループ「乃木坂46」の梅沢美波さんと久保史緒里さんを「防犯大使」に委嘱した。
2人は横浜市立間門小学校を訪問し、小学3~6年の児童約450人を対象に詐欺の撲滅キャンペーンを実施。児童と一緒にクイズ形式で特殊詐欺の実態や防止策を学び、「サギをなくそう宣言」を唱えた。
小学6年の佐々木照さんは「家に帰ったら、学んだことを家族に伝えたい」と力強く話した。
乃木坂46の梅沢さんは「みんなにも家族を守る力がある。学んだことを生かしてほしい」と児童にエールを送り、久保さんは「(児童が)真剣にクイズに答えてくれたのが印象的だった」と語った。
乃木坂46は警察庁のオレオレ詐欺予防プロジェクトチームのメンバーにもなっている。