紀平が逆転初優勝 三原が3位、坂本4位

 欧州以外の国・地域が参加するフィギュアスケートの四大陸選手権は8日、米アナハイムで女子フリーが行われ、グランプリ・ファイナル女王の紀平梨花(関大KFSC)が、練習中に亜脱臼した左手薬指の影響も感じさせない完璧な演技を見せてフリーでトップの得点をマーク、合計221.99点でショートプログラム(SP)5位から逆転で初優勝した。

 SP8位と出遅れた三原舞依(シスメックス)はほぼノーミスで滑りきり、207.12点で3位に食い込んだ。SP2位の坂本花織(シスメックス)は206.79点で4位となり、連覇はならなかった。SP首位の地元ブレイディ・テネル(米国)は202.07点で5位に終わった。

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