漫画家やなせたかし生誕100年 累計8000万部…愛される「アンパンマン」

次世代にバトン

 生誕100年の節目にあわせ、関連企画も相次ぐ。フレーベル館は昨年11月、シリーズ最初の作品「あんぱんまん」の大型判を刊行。幼稚園や保育園での読み聞かせが主な狙いだという。また、特に人気の過去作の新装版を今春ごろから順次刊行する。

 やなせさんの生涯を振り返るアニメも放送される。BS日テレは今月10日午後4時から「勇気の花がひらくとき やなせたかしとアンパンマンの物語」を放送。母との別離など幼少期の話や、デビュー後の悩みを踏まえたうえで、人を喜ばせることを願い続けたやなせさんの人生が描かれる。アニメとは違う絵本タッチのアンパンマンも登場する。

 ベビー用品店に足を運ぶと、今もアンパンマンが描かれた多くのグッズが並ぶ。寺内室長は「20年前、30年前にアンパンマンを見て育った方が、今度は親になって子供とアンパンマンを楽しんでいる。やなせ先生らから受け取ったバトンを次の世代にしっかり渡したい」と話している。