藤井聡太七段と師匠の杉本七段、同時昇級なるか 将棋順位戦(2/2ページ) - 産経ニュース

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藤井聡太七段と師匠の杉本七段、同時昇級なるか 将棋順位戦

 師弟で同じクラスに所属するケースは時折ある。杉本七段は「同じクラスに藤井が入り、気持ちの上で刺激を受けている」と前向きだ。その言葉通り、今期はここまで8勝0敗。そして、藤井七段も、デビュー以来順位戦で負けなしの連勝記録を18に延ばし、やはり8勝0敗だ。

 今期のC級1組で全勝しているのはこの2人だけ。藤井七段も、杉本七段も、順位戦は残り2局となっており、5日に、杉本七段が船江恒平六段(31)に、藤井七段が近藤誠也五段(22)に勝てば、3月5日の最終局を待たずして同時昇級となる。ただし、藤井七段が勝ち、杉本七段が負けた場合、昇級は最終局に持ち越しとなる。

 ▲ともに「全力尽くす」

 同じクラスの師弟が同時に昇級するケースは珍しく、過去には昭和61年度に故大内延介(のぶゆき)九段と塚田泰明九段(54)の師弟がB級1組に昇級した例があるのみ。杉本七段は「昇級者争いに加わり、1局でも長く指すのが私の役割。全力を尽くして結果的に昇級となればうれしい」、藤井七段は「自分がすべきことは、自分自身の昇級を目指して目の前の一局に全力を尽くすこと」と話している。

 杉本七段、藤井七段の対局は大阪市福島区の関西将棋会館で5日午前10時に開始。終局は夜になる見通し。